しかし、この建退共の加入証明書は一定金額証紙を購入していないと、発行してもらえないことがあります。会社で加入しなければいけない建設現場作業員の数に応じて購入していても、施行金額が多いとこの不思議が発生します。原因は、制度の手引きにもある様に、

”退職金の掛け金は、現場で働く人たちを直接雇っている事業主が負担するのが建前ですが、建設業界では昔から元請の事業主がいろいろと下請の面倒を見る習慣があり、この掛け金もできるだけ元請で負担していただくことにしております”、どこが本当に証紙を購入すべき者なのかがはっきりしない為だと考えられています。

　建退共に対し、規則上ではどちらなのか質問してありますが、未だに回答はありません。

現場作業員数で正しく購入していても発行されない証明書。いいかえればお金で発行される証明書、これが評価で加点される”不思議”。

こう考えるのは間違っているのでしょうか。不思議でなりません。